|
|
 |
 |
 |
| 小児外科は、一般の方には馴染みが薄い診療科ですが、15歳以下の外科的疾患の治療を行っています。簡単にいうと、内科に対して外科があるように、小児科に対して小児外科があります。ここでいう外科には、消化器外科、呼吸器外科、肛門科などが含まれます。また、小児の泌尿器科疾患、婦人科疾患、形成外科疾患なども治療の対象です。扱わないのは、脳神経、眼、耳・鼻・喉、心臓、骨・関節などです。 |
 |
 |
| ● |
はじめに |
| |
平成18年10月県立尼崎病院小児科が当院に移管され、それに伴い小児外科担当医が着任し、小児外科診療を開始しました。平成19年4月より正式に小児外科が診療科として開設され、引き続き診療を行っています。以前は、県立こども病院に紹介・治療されていたような外科的疾患についても、当科で手術・治療可能となっています。 |
| ● |
2006年度診療実績 |
| |
昨年10月に診療を開始したところで年単位の実績はありませんが、本年3月までの小児外科手術実績は約50例に達しています。4月以降も手術症例が増えており、当院小児科が当医療圏の中核施設であり、また当医療圏には他に小児外科専門医が勤務する施設がないことから、今後一層手術症例の増加が見込まれます。 |
| ● |
対象疾患 |
| |
いわゆる小児外科領域
1.腹部・消化器疾患
鼠径ヘルニア、陰嚢・精索水腫、臍ヘルニア、虫垂炎、肥厚性幽門狭窄症、腸重積症、
胃軸捻転症、肛門周囲膿瘍、小児便秘症・遺糞症、消化管異物、ヒルシュスプルング病、
胆道閉鎖症、胆道拡張症・胆管膵管合流異常など
2.新生児疾患
食道閉鎖症、小腸閉鎖症、鎖肛(直腸肛門奇形)、腹壁破裂・臍帯ヘルニア、
横隔膜ヘルニア、先天性嚢胞性腺腫様奇形、消化管穿孔など
3.小児固形腫瘍
神経芽細胞腫、肝芽腫、ウイルムス腫瘍、奇形腫群など
4.小児外傷
5.検査
消化管内圧検査(直腸・食道);ヒルシュスプルング病、胃食道逆流症
胃食道24時間pHモニター検査;胃食道逆流症
直腸粘膜生検(Ch-E染色);ヒルシュスプルング病
|
| |
境界領域疾患
1.泌尿器科領域
停留精巣・移動性精巣、VUR、水腎症、精巣腫瘍、ウィルムス腫瘍などの
腎腫瘍、包茎
2.婦人科領域(基本的に生理開始までは小児外科と考えています)
卵巣腫瘍、陰唇癒合 など
3.耳鼻科領域
正中頸嚢胞、側頸嚢胞、咽頭梨状窩瘻、甲状腺腫瘍
4.形成外科領域
漏斗胸(Nuss法手術)、嚢胞性リンパ管腫、皮膚・皮下腫瘤
|
| ● |
地域医療機関の先生方へ |
| |
小児外科疾患かどうか迷われるような場合でも、気軽に御紹介下さい。平日の勤務時間内は、地域連携室を通して診察予約いただければ、学会等で不在の場合に患者様にご迷惑をかけることがなく幸いです。夜間・休日につきましては、小児科医が連日当直しておりますので、小児科医を通じて御紹介お願いします。 |
(赤文字は女性医師です)
|
 |
|